ボーナスを受け取ってすぐに退職するのはOK?NG?

■基本的にはOK、ただ、好意的ではない人もいる

ボーナスというのは、現在を起点として過去半年間の仕事の成果に対して支払われることがある一時金のことを言います。

転職のタイミングを計るとき、「ボーナスをもらってから辞めたい」と考えるのはごくごく一般的なことです。

ただ、その行為について「ボーナスをもらってからすぐに会社を辞めるなんて非常識」と考える人も中にはいます。

自分の周囲にいるとは限りませんが、行動を起こしてみないとこういった本音が聞けないのが困るところですね。

しかし、前述のように過去の業績に対する一時金がボーナスなので、それをもらうことに何ら恥じることはありませんし、転職のタイミングとは全くの別問題だと捉えるべきなのです。

それを好意的に思わない人との人間関係については、そもそもの考え方が合わない人なので、今後の付き合いはフェードアウトした方が良いでしょう。

例えば、自分より先に転職した人がボーナス支給直後に転職していたとして、そのことを良く思っていない人がいるとします。

その人との関係を今後も重視する場合、簡単に考えて支給されるボーナスの額よりもその人間関係が大切だと思う場合は、転職の時期をずらした方が良いかもしれません。

時期をずらせないのであれば、ボーナスを返上するあるいは一部支給という形で受け取るようにしてもいいかもしれません。

ボーナスの支給については、各社で違いがあり、賞与規定に「賞与支給日に在籍していた者に限り支給する」と定められていることがあります。

転職前にこの項目の有無をチェックしておきましょう。
もし、こういった規定がなければ、支給日まで会社に留まる必要はありません。
退職しても支払われることになります。

■ボーナスに固執しすぎない

転職のタイミングを計るときに、ボーナスをもらうことばかりを考えていては、前職ばかりか、転職先の企業の印象も悪くなってしまうことがあります。

入社日の相談をするときに「前職でのボーナスを受け取ってから」とは言いづらいですし、もちろんそんなこと言ってはいけません。

ただ、先方もボーナスの支給があることは重々理解していますから、一定の理解はしてくれますが、あまりにもボーナス支給後の入社にこだわり過ぎると、最悪の場合、内定取り消しという事態を招かないとも限りません。

さらには、転職先の企業の在籍期間が短くなると、転職先でのボーナス支給額にも影響が出てきます。

■ボーナスもらうも、諦めるも一長一短

このように、前職でのボーナスにこだわりすぎると様々な局面に影響が出ることがよく分かります。
確かに目の前の少なくない額のボーナスをもらえないのは、心理的にかなり抵抗があります。

しかし、転職先でのよりよい生活のためには、一時の利益に惑わされることなく、新たな環境に進むことが大切です。