コミュニケーション能力をセールスポイントにするためには


転職の書類選考や面接において、長所と短所を述べる機会が多々あります。
その時に長所を「コミュニケーション能力に自信があります」とだけ説明するのは非常に危険です。

それは、その説明では相手に長所として伝わらないからです。
コミュニケーションとは人と人との会話や手紙のやり取りを指しています。
ですので、例えば、単に自分のことを話すことが好きだというだけではコミュニケーション能力が高い、とは企業の面接では判断されません。

面接官はコミュニケーション能力の高さについて具体的に聞き出そうとします。
面接官にコミュニケーション能力の高さについて具体的に説明してください、と聞かれた時、期待されている回答を述べられなければ、薄っぺらい人物だと判断されてしまいます。

それを避けるため、かつコミュニケーション能力の高さをセールスポイントとするためには、どう説明すればよいのでしょうか。

「聞き上手」か「話し上手」か「空気が読める」か

よく言われるのが、『聞き上手が話し上手』という言葉です。
自分の話ばかりする人は単なる会話の一方通行を相手に押し付けているだけで、コミュニケーションを取っているわけではない、というわけです。

対して相手の話をよく聞く人は、相手の眼や表情をしっかり見ながら話を聞いているため、的確な相槌がうてたり、相手が期待するような会話を続けることができます。

つまり、コミュニケーション能力の高さというのは、「聞き上手」か「話し上手」か「空気が読める」に大別することができます。

コミュニケーション能力が高いとはどういうことか

コミュニケーション能力が高いとは、相手がまだ口にしていない本音を、相手の負担なく引き出すことが出来ることや、相手の本音をくみ取ってあげることを言います。

その能力の高さを面接でアピールするためには、実例を挙げて説明すると良いでしょう。
例えば、意志の疎通がうまくいっていなかった担当者とその上司について、自分も交えて問題点を洗い出す機会を設け、解決策を提案した結果、大口の受注につながった、といったことです。

面接担当者も、コミュニケーション能力の高さを判断する具体的な指標があるわけではありませんので、具体例のない、漠然としたアピールだけでは、それが真実なのか、それとも他にアピールすべき長所がないため苦し紛れに言っているだけなのかを判断できないのです。

「動物が好きです」「毒をもった動物も好きですか?」「毒を持った動物は嫌いです」といったように大まかなカテゴリだけでは判断できないこともありますよね。

正確に自分のセールスポイントを面接担当者に伝えるためには、何故、自分の長所をコミュニケーション能力の高さだと思うようになったのか、第三者からそう評価されたのはどういう状況だったか、それについて自分はどう感じたかをまず分析する必要があります。

そのうえで、自分のコミュニケーション能力が、「聞き上手」なのか「話し上手」なのか「空気が読める」のかを明確にするのです。
そこから具体例を挙げて自分のコミュニケーション能力について面接官に説明できるようになっておきましょう。

コミュニケーション能力が高い人物は、どの会社に行っても重宝されます。
一度でも第三者からコミュニケーション能力の高さを評価されたのなら、それを磨かない手はありません。

時にコミュニケーション能力の高さはどんなスキルよりも、面接において武器になることがあります。
それを肝に銘じておきましょう。