転職成功に向けて必須の対策とは? 中途採用者向けのSPIテストについて

中途採用を対象にSPIテストを実施する企業が年々増えている

SPI (エスピーアイ) テストという言葉をご存知の方はまだ少ないかもしれませんが、近年は新卒者や中途採用でこれを実施している企業が増加する傾向にあります。

SPIテストとは、リクルートが独自に開発した適性検査のことをいい、現在日本国内でもっとも多く使われている採用試験とも言われています。

リクルートと言えば、就職・転職に関する質の高い情報が提供されており、信頼性の高い企業です。
SPIテストが開発・実施されるおもな目的は、企業などで優秀な人材を雇用するために、その人が本来持っている能力と性格、この2つの領域の測定を目的とした適性検査の方法であり、大企業の多くは、SPIテストを実施しています。

とくに、新卒者を対象とした就職試験では、今やSPIテストの実施はスタンダードとなりつつあります。
これまでは、中途採用試験においてSPIテストが実施されるケースはごくわずかでしたが、近年は中途採用試験でも実施される傾向にあります。

就職・転職に向けてぜひとも成功させたいと思うのなら、一般常識などの筆記試験や面接などの対策とともに、SPIテストに関する対策も必須となります。

ここ数年間の企業の中途採用試験ではSPIテストの結果が重視される

中途採用試験では、これまでは筆記試験よりも面接が重視されていましたが、ここ数年間で少しずつ傾向が変わり、SPIテストが実施されるようになりました。
その目的のひとつとして、採用した後のミスマッチを防ぐことです。

そもそもSPIテストとは、適性検査として実施されているものです。
面接試験や筆記試験をクリアして採用されたものの、採用された人にとっては仕事が自分に合っていない、企業にとっては、採用した人材がこの企業にはふさわしくないと判断される場合もあります。

そこで、SPIテストを実施することによって、このようなミスマッチを防ぎ、企業にとっては優秀な人材を確保するための手段として、中途採用で入社した人にとってもスムーズに仕事ができるようになります。

従来は、その分野における実績やスキル、実力が十分にあれば、転職に成功する確率が高かったのですが、今ではもう過去のこととなりつつあるようです。

筆記試験や面接試験ももちろん重要ですが、SPIテストでの結果がより重視されることとなりました。
そのため、筆記試験や面接試験で良い手応えを感じることがあっても、SPIテストの結果次第では、不採用となる可能性も出てきました。

反対に言えば、筆記試験や面接試験ではいまひとつ手応えを感じられなかった人でも、SPIの結果次第では採用通知を受け取ることのできる可能性を秘めているわけです。

極端に言えば、SPIテストの実施の後、その結果次第で中途採用の結果について成否がはっきりと分かれるわけですから、面接対策や筆記試験対策とともに、SPIテストの内容について詳しく把握して、しっかりとした対策を行うことが重要ポイントとなります。

転職成功を目指すには中途採用向けのSPIテストの対策を行うこと

今や、中途採用で転職成功を目指すにはSPIテストに関する対策を行うのは必須となりました。
面接や筆記試験で良い評価が得られても、SPIテストの結果次第では、不採用となる可能性もありますので、万全な対策を心がけておきたいものです。

SPIテストは、新卒者を対象としたもの中途採用向けのものがありますので、職歴があり、中途採用試験で転職成功を目指す人は、中途採用向けのSPIテストの対策を行う必要があります。
実際の採用試験で、本来の実力を発揮して採用されるためにも、しっかりとしたSPI対策をしておきたいものです。

中途採用を対象としたSPIテストの種類は?

SPIテストには、いくつかの種類に分けられていますが、現在多くの企業で実施されているのが、SPI3という種類です。従来はSPI2が実施されていましたが、項目の追加や内容の変更により、2013年にはSPI3として新たにリニューアルされました。その中でも、中途採用向けに実施されているのが、SPI3-G、SPI3-GEと呼ばれるテストです。

従来のSPI2と2013年以降のSPI3のおもな違いについては、性格検査の仕組み内容の変更、さらに診断項目として社会関係的側面、組織適応性などの項目新たに追加されています。

それでは、中途採用試験で実施されているSPI3-GとSPI3-GEにはどのような違いがみられるのでしょうか。
企業によっては、SPI3-Gが実施されているところもあれば、おもにSPI3-GEが実施されているところもあるようです。

SPI3-GEでは、試験内容として英語が追加されていますが、SPI3-GによるSPIテストでは、英語の実力をみる必要はなく、ほとんどの企業ではSPI3-Gが一般的に実施されています。

転職を成功させたいと思うなら、今や転職活動してSPI3-Gに関する対策はしっかりとやっておきたいものです。
とはいっても、難易度が高い試験ではなく、特別に何科を勉強する必要はなく、物事を記憶しなければならないというわけでもありません。

この試験自体は、とくに難しくはありませんが、どのような形式で出題されるのか、問題の様式、出題される内容などは、事前にしっかりと把握しておきたいですね。

面接試験や筆記試験などももちろん対策が必要ではありますが、SPI3-Gのテストで良い結果を出すためには、テストが実施される目的やその内容をよく理解するとともに、慣れておくことです。

中途採用試験でSPIテストの本来の役割と目的とは

本来、中途採用試験においてSPIテストが実施される役割と目的はどんなところにあるのでしょうか。
これまで、SPIという言葉を耳にしたことがない人でも、ここまでの話の流れを理解していれば、転職先を探して企業に応募して入社するためには、SPIテストは避けては通れないことが十分に理解できることと思います。

また、中途採用を対象としたSPIテストについて、事前にしっかりと対策をとる必要があることを認識できるようになったことでしょう。

しかし、SPIテストが行われる理由や目的については、まだまだ知らないことが多いのではないでしょうか。
それをここでは、詳しく解説していきたいと思います。

中途採用試験の応募者を絞り込む

中途採用試験が実施されている企業はたくさんありますが、SPIテストの実施によって、応募者を絞り込むことを目的としています。

わかりやすく言えば、面接試験の前にSPIテストが実施されることによって、良い成績を残した人が、次のステップとして面接試験を受けることができるようになっているので、応募者をふるいにかけることになります。

つまり、中途採用試験のファーストステップとしてSPIテストで良い結果を残さなければ、面接にもこぎつけないわけですから、面接で自分の得意なことを長所を思い切りアピールしようと思っても、そのチャンスすらも逃してしまうことになります。

SPIテストは、面接試験を受けるための重要なステップとなりますので、この試験をクリアしておかないと、転職の成功のチャンスを遠ざけることになります。

仕事がその人に合うかどうか、適性や相性を判断することが目的

実際にその人が入社して仕事を始めてみて、与えられた仕事が合っているかどうか、適性や仕事との相性を判断することも、ひとつの目的であり、SPIテストの大きな役割と言えるでしょう。

面接試験と筆記試験のみ実施される場合、試験の結果次第で、採用通知を受け取る人もいれば、不採用通知を受け取る人もいますが、SPIテストではただ単純に出来の良い・悪いで判断するのではなく、仕事との相性や適性について判断することを目的としています。

極端に言えば、実力がある人が試験を受けても、SPIテストにより、仕事との相性が悪いという結果が出ると、不採用になるケースも出てきます。

とはいっても、単純にSPIの結果が悪いからといって、一方的に不採用となるケースは極めて少なく、SPIテストについてあまり重苦しく考える必要はありません。

SPIテストにより、その人にとって仕事との相性が合わないという結果が出たとしても、まじめに物事を取り組み、労働意欲がある人なら採用されるケースももちろんあります。

SPIテストの結果がいまひとつでも、面接の時に質問される項目がいくつか増えることもありますので、次の機会に活かせるように前向きに取り組んではいかがでしょうか。

中途採用試験ではSPI-Gの対策を行うこと

転職の成功を志してこれから中途採用試験を受ける場合に、SPI対策は今や必須となりましたが、単純に高い得点を取ることを目指すのではなく、最大の重要ポイントは本来の自分を出せるかどうかということです。

まずはSPIテストが実施される目的や役割について正しく理解するとともに、本番当日になってあわてなくても済むように、どのようなテストなのか、その中身について内容を把握することです。


SPIテストの実施については、制限時間が設けられているので、その間にすべて完了させることができるように、事前に訓練することが必要になってきます。

訓練とはいっても、とくに難しいことをするのではなく、内容をきちんと把握することが肝心で、良い点数を取ろうとする必要はありません。

新卒者が就職試験を受ける場合は、社会人としての経験がないため、自分の適性を把握するのは難しい部分もありますが、中途採用の場合は、初めての転職になる人もいれば、何度かの転職歴がある人もいるので、仕事の適性・相性を把握することは重要です。

自分が本当にやりたいと思っている仕事を見つけるための手段と考えて、事前にSPI対策を行い、リラックスした気持で採用試験を受けられるようにしておきたいですね。

SPIテストは、就活・転活のファーストステップであり、第一関門となる試験で、今ではほとんどの企業で導入されているので、就職・転職を成功させたいと思ったら、これを避けて通ることはできません。万全な対策をとっておくことが成功のカギとなります。